【クラブへの要請について(2023年5月12日)】
私たちは、ヴィッセル神戸のサポーターとして、常にクラブや選手たちを応援してまいりました。そして、今年こそはリーグ初優勝を成し遂げるために、これまで以上に力を入れて取り組みたいと考えております。
しかし、2023年6月6日に行われるFCバルセロナとの特別試合の発表以降、天皇杯の日程変更やホーム外である東京開催問題、及び優勝を目指すリーグ戦への懸念。そして、イニエスタ選手の去就問題が重なる中で、ここに至るまでファン・サポーターに向けた情報発信が十分でない状況を憂慮し、以下のようにクラブに要請いたします。
①選手のために
クラブは、ヴィッセル神戸及び来日するFCバルセロナの選手たちの精神的な支援や肉体的なコンディショニング、パフォーマンスを発揮するための最大限のサポートとマネジメントを行うと共に、初優勝を目指す選手たちにリーグ戦に集中できる環境を提供するよう願います。
②イニエスタ選手とサポーターのために
クラブには、イニエスタ選手と神戸の5年にも及ぶ特別な関係の維持、発展を念頭におき残留交渉に全力で取り組んでほしいと考えております。なお、それが叶わず退団となる場合、バルサ戦を最終試合とせず、ホームである神戸開催試合でサポーターと直接挨拶の場を設けることについて約束を願います。
③地域のために
クラブは、ホームタウンでの地域活動が重要です。サッカーを通じて地域の活性化に貢献することは、クラブとしての社会的責任を果たすことでもあります。
今回の東京開催によるホームタウンのあり方、リーグ戦初制覇に向けた覚悟を問う声の真意、その心情に寄り添った対応(情報発信)が求められています。
地域と共に歩み、地域の人々と一緒に応援する姿勢を大切にし、地域との連携をより一層強化してほしいと願っております。
④サッカー界のために
クラブが、バルサ戦開催により日程変更を受けた天皇杯対戦クラブの選手、サポーターの来場にあたって快適に過ごせるよう心配りを行うことを願います。
また、クラブとしてサッカー界全体の発展に寄与することも大切です。天皇杯の格式を重んじ、健全な発展に向けて、他クラブや協会と協力し、先頭に立つ想いで一層取り組んでほしいと思います。
以上
2023年5月12日
ヴィッセル神戸サポーター連合
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